史上最長の聖火リレー
 シドニー・オリンピックの聖火リレーは、ギリシャを出発してから、延べ27,000Km以上の道程を巡り、国内では10,000 人にも及ぶリレー・ランナーの手を経て、シドニーへ運ばれる。これは、オリンピック史上最も長い聖火リレーとなる。

 シドニー五輪の聖火はこうして運ばれた
★国内の出発地点はエアーズ・ロックのある、ウルル国立公園
 聖火は2000年の5月初旬に、オリンピック発祥の地ギリシャ/ オリンピアを出発し、約10日間かけてギリシャ内をリレーされ、アテネに到着。

 聖火はアテネから飛行機によってグアムに運ばれたのち、14日間かけて12の太平洋の島々をリレーされた。

 その後、オーストラリア国内に運ばれる聖火は、まずノーザン・テリトリーのユララ空港(エアーズ・ロックのあるウルル国立公園)へ到着。最初の聖火ランナーのオリンピック金メダリスト Nova Peris Kneeboneに手渡され、国内の1000以上の都市や地区を通過し、シドニー近郊入るのは9月初旬。

 そして、9月15日の開会式当日、シドニー・オリンピックのメイン会場(ホームブッシュ・ベイ)へと運ばれ、華やかなオリンピックの祭典の幕開けとなる。
THE TORCH IN OCEANIA
聖火リレーされた太平洋の島々
5/23 グアム
5/24 ミクロネシア連合(コスラエ、ポンペイ、チューク、ヤップ)
5/25 ナウル
5/26 ソロモン諸島
5/27 パプア・ニューギニア
5/29 バヌアツ
5/29 サモア
5/30 アメリカン・サモア
5/31 クック諸島
6/2 トンガ
6/3 フィジー
6/5 ニュージーランド

 シドニー五輪ならではのユニークな聖火ルート
 広大なオーストラリア大陸を移動するため、聖火は飛行機や電車、船など様々な乗物に乗って運ばれた。この際、聖火は貨物扱いではなく、ちゃんと一人分の席を与えられて移動。飛行機などの座席を小さな聖火が独占して、鎮座する様はまさにユニーク。
 また、さらにオーストラリアならではのユニークな聖火ルートとして、世界最大のサンゴ礁“グレート・バリア・リーフ”の海中内を泳いで移動するという企画。これは、オリンピック史上初の、水中聖火移動となった。     

THE TORCH IN AUSTRALIA / オーストラリア国内の聖火100 日リレー

まるで超多忙なビジネスマン並みの過密スケジュール。これを“聖火”と思わずに読むと、なんだか同情してしまうほど。オーストラリアの地図なんか広げながら、その道筋をたどってみてください。
飛行機に乗ったり、電車に乗ったり、船に乗ったり、海中を泳いだり・・・100日間の聖火の苦労が身にしみます。

【主なルート】

 飛行機でユララ空港に到着した聖火は、エアーズ・ロックのあるユララ国立公園を通り、アリス・スプリングスへ。

 その後マウント・アイサを通り、クイーンズ・ランド州に入り、ゴールド・コースト、ブリスベン(6/14 昼)へ。海岸線を通り、ロックパンプトンから一旦内陸部エメラルドへ向かったのち、また海岸沿いのマッケイへ向かう。
  再び海岸線を通り、タオンズビル、ミッション・ビーチを経て、ケアンズ(6/26 夜)へ。 聖火は世界最大の珊瑚礁グレート・バリア・リーフを泳いで通過、さらに北上し、ポート・ダグラスを訪れた後、ケアンズ国際空港から飛行機に乗り、オーストラリア本土北の海に浮かぶ ホーン島、木曜島へ、その後ノーザン・テリトリー北部へ向かう。

 再びノーザン・テリトリー州に入った聖火は、キャサリン渓谷のあるニトミルク国立公園、キャサリン、カカドゥ国立公園、ダーウィン(6/29 夜)を通り再び飛行機に乗り、空路西へ。

  西オーストラリア州に入った聖火は、ブルームからポート・ヘッドランドへ向かい、再び空路でカーナボンへ、ジェラルトンなどを通り海岸線を南下、アルバニー(7/2 夜)からパースへ入り、6/8は一日中パース市内でセレモニーを行なう。
  その後カルグーリに入り、夜には列車インディアン・パシフィック号に乗車、次の日は列車内。

  翌朝南オーストラリア州ポート・オーガスタに到着した聖火は、アデレードへ。翌7/15はアデレードでセレモニー、海岸線を南下、ビクトリア州へと向かう。

  ハミルトン、ポートランドから景勝地グレート・オーシャン・ロードを通って、ポート・キャンベルへ。
  そこから北上し、ホーシャム、スワン・ヒル、エチューカを通り、南下してバララット、メルボルンへと向かう。翌7/15はメルボルンでセレモニー。

  翌日昼頃、連絡船スピリット・オブ・タスマニア号に乗船し、タスマニアへ。翌朝、タスマニア州デボンポートに到着した聖火は、クイーンズ・タウンを通り、ホバート(8/2 夜)へと向かう。ホバートからまた北へ向かい、ロンセンストンを通ってデボンポートへ戻り、再びスピリット・オブ・タスマニア号で本土へ戻る。

  翌日は休息日

  本土に戻ってきた聖火は、モーニングトンからセール、セイマーなど東側ビクトリア州を巡り、ニュー・サウス・ウェールズ州アルバリーに入り、ナランデラ、ワガワガ、ブロークン・ヒル、ボークなど内陸部を通って、ニュー・サウス・ウェールズ州北部海岸沿いへと向かう。 北部海岸沿いのコフス・ハーバーからシドニーへ向けて南下、ニューキャッスル、ゴスフォード(8/28 夜)へ。 ゴスフォードから一旦内陸に入り、ワインの産地セスノック、さらにタムワース、デゥボーを通り、カトゥーンバ(ブルー・マウンテン)、ペンリスへと入る。

  近づいてきたシドニーを前にして、そちらには向かわず南下し、オーストラリアの首都キャンベラ(9/5 夜)へ。翌9/6はキャンベラでセレモニー。

  キャンベラからさらに南下してクーマへ向かい、海岸沿いのベガから今度こそシドニーへ向けて北上する。
  ナルーマ、ベイトマンズ・ベイ、キアマと美しい海岸沿いを北上、ウロンゴン、ヤラワラ、クロヌーラを通過し、やっとシドニー(9/12 朝)へと入る。

 シドニー市内での3日間のセレモニーの後、15日の開会式当日にメイン会場へ向けて最後のラン


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